【アクタージュ】ネタバレ33話と感想!アキラの芝居とは

9月15日に発売の週刊少年ジャンプで連載中【アクタージュ act-age】の33話のネタバレと感想になります。

前回話では天使の女優千世子と出会い千世子に役作りとはなんなのか?勝手に壁を作ってつまんない悩み方をしていると言われたことでカムパネルラの役作りがようやく完成しました。

そしてとうとう大御所演出家の巌裕次郎が「ここからが仕事」と言い今回話につながります。

 

どんどん成長する夜凪をずっとそばで見ていたアキラも今回話から化ける!?展開もあるのかも!

 

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目次

【アクタージュ】ネタバレ33話!アキラの芝居とは

立ち稽古

巌裕次郎の舞台では立ち稽古に入ってもう20日が経っており本番まで残すところ後30日を切っていました。

 

「銀河鉄道の夜」立ち稽古ではジョバンニ役の阿良也が丘の上で夜の空を見上げると夜空を走る列車を見つけてる場面。ライトがまぶしいと思って目を開けると丘の上ではなく急に汽車の中にいた阿良也。

そして既に中にいたのはカムパネルラの役の夜凪。

カムパネルラは男であるので夜凪は髪を結んでいます。確かによく見ると美形の男子にしか見えません。

 

この汽車とカムパネルラがいつから乗っているのかを聞くジョバンニ。カムパネルラは他のみんなはずいぶん走ったけど乗り遅れてしまった、ザネリもずいぶん走ったけど遅れたと言います。

ザネリも来るの?というジョバンニにザネリはお父さんが迎えに来たため帰ったと答える。

 

そしてカムパネルラはジョバンニに銀河を走る汽車から見える景色を見るよう勧めます。

 

…というシーンを折り畳み式のパイプ椅子二つで演じている二人.

 

 

横で見ていた劇団員の七生は「….あれ本当に景?阿良也と渡り合ってる…」と驚く。他の劇団員も本番一か月前でこのレベルは高いと驚いていました。

アキラは雰囲気や顔つきが変わっているだけでなく感情を当たり前のように表現できていると評価。続けて”感情表現”、”役作り”という二つの課題をクリアしたことでもう既に1人の役者として剥けつつあると言います。

 

一方巌は「まだ化けさせられる」と一言。

銀河鉄道の夜はカムパネルラとジョバンニの死への旅路の物語。しかし阿良也と景はまだ「死」というものを知らないためまだ成長の余地があるとのこと。

 

ここからが俺の仕事だ、そしてアキラも見て「あいつも—」と言います。

 

屋形船で乾杯

場面は変わり屋形船。巌と劇団員は本番まで残り30日であるため決起会として飲み会を屋形船で開きました。

 

「えー 乾杯」という巌に亀はもっと何かあるでしょと言います「本番まで30日がんばろうとか亀の未来に乾杯とか」。七生は巌はそういうのが苦手と亀を注意。夜凪はひさびさのごちそうであるためかよだれを垂らす。

 

巌はお前達は若いのであるから年寄りのくだらない言葉より知らないものに触れることから学べと言います。

そして「例えばこの屋形船だ 屋形船の原形は平安時代からあってな 貴族なんかの遊びに使われてたっていうが本当に栄始めたのは河川整備が進んだ江戸時代からで大名や豪商なんかが花見や月見 花火なんかを—」と語り出す。

亀は「長え!!年寄りのくだらねえ話長ぇ!」と叫ぶ。

 

一方夜凪と阿良也はゲームをしていた。

「アキラ君」と夜凪はアキラに向かってウィンクをして髪をさらっと撫でる。「どう?」という夜凪にアキラは「…大丈夫?」と心配し目にゴミが入ったのか?聞かれてしまう。

夜凪から色気はしばらく出なさそうw

 

一方アキラに耳打ちされた七生は「ねぇアキラぁ 私眠くなってきちゃったよ」とすり寄る。アキラは「えっ…はじめまして?」と言う。肩を貸してくれるように頼む七生に「え誰…?」とアキラ聞く。

「はい七生の勝ちー」という阿良也。どちらが色気を出せるのかゲームをしていたらしい。

七生さんヤバいw

 

色気の無い役者は老若男女問わずダメと言う阿良也。じゃあ次阿良也が手本見せてよとぶっすりした夜凪。

七生はまだアキラに色気を見せるゲームを続けていた「ヤダこの子身体めっちゃ鍛えてるやらしい」。

 

亀を絞めていた巌は屋形船の話の続きとして景色を見るように劇団員に促す。

「要するに景色を見ながら楽しむのが屋形船だ 外を見て見ろ」

「流れる夜景はさながら銀河に輝く星空 見覚えあるだろうお前達の”頭の中で”」

夜凪はすぐさま銀河鉄道の車窓を思い出す。

 

続けて巌は屋形船の景色は一つ一つが人の営みが作ったものでありあんなにも美しいが俺たち乗客にはもう二度と触れることの許さない光であると言います。

死の景色だ

 

アキラは巌がこの景色を見せるためにわざわざここに?と考える。

 

一方阿良也は巌が今日饒舌であることに気味が悪いと言います。巌は「年寄りだからな」と答える。「つーか乾杯は?」。

 

飲み会終わりの屋形船

飲み会もほぼ終わりアキラは自分の芝居をスマートフォンで撮った録画を見返していた。

「いつも思う セリフ、発生、動作は何の問題も無くこなしている なのに…」

と言いかけたときに巌が現れる。

つまんねえ芝居だ

何よりまず自分に芝居していると評価します。アキラは巌が初めて自分の芝居に意見を出したことに驚きどういう意味なのか聞いた。

 

巌は自覚の無い嘘つきは不幸と言い事務所の看板がなのか母親の名前がそうさせるのかという。続けて「この世で最も自由な職業を役者というのに逆だと誤解している」と言いました。

「その真理を自覚するまでお前は一生このままだよ 星アキラ」

さらにどういう意味なのか聞こうとしたアキラですが突然寝てしまった巌。

重要な場面で寝るなよw

 

「自覚の無い嘘つき」という言葉に引っかかっているアキラに酔っぱらった七生が絡んできた。

「おおオーイ イケメン飲んでるか!?」

アキラはまだ未成年であるから飲んでいない、そして屋形船がカオスすぎて怖いと言います。そんなアキラに七生は「ウソォ ねぇ皆きいた!?アキライケメンのくせに童貞だって!!」と叫ぶ。

言ってない!と否定するアキラに七生は巌が最後の舞台であるから奮発してくれたのだから楽しめと言います。

 

「最後?」とアキラはどうやら巌の事を聞かされていなかったらしい。

世界が彼巌裕次郎の舞台を待っているのにどうして!?と聞くが歳には勝てないからと引退を選んだとのことです。

 

「どうして僕なんかが 僕なんかがなぜこのタイミングで」

と焦る表情をするアキラに亀はすぐさまアキラのズボンを脱がす。何するんですか!?というアキラに亀は「何が”僕なんか”だバカヤロー!!俺らに”認められる芝居”するつって入ってきたのはお前だろうが」と逆に怒る。

亀はまだアキラの芝居を認めておらず「認めさせろよ!」とさけぶ。

 

アキラは謝るがどう成長すればよいのか分からずもう30日しかないのにと落ち込む。しかし七生はまだ30日もある。普通の30日と巌さんの下での30日を一緒にするなと言いました。

「あの人の下でならいくらでも化けられる」

 

一方夜凪は屋形船の外でぼーっとしていた。

そんな夜凪に阿良也がやってきて巌さんが呼んでいるから来てよと言います。

 

巌からの呼び出しとは一体??

 

 

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【アクタージュ】ネタバレ33話の感想

今回話ではアキラの成長回が予想されるような内容でした。ものすごいスピードで成長していく夜凪の凄さを読者にわかりやすく解説する役のアキラ君が成長しちゃうと一体今後だれが夜凪の解説をするんだwと若干の寂しさがありますがアキラ君も成長していってほしいです。

 

また阿良也と夜凪の役は決定していますが他劇団員の配役がどうなるのか気になります。そして巌はさらに他劇団員を成長させるためにどんなことをしてくるのでしょうか?

 

次回のジャンプが楽しみです。

 

巌とアキラの会話

今回話ではアキラが成長するには「自覚の無い嘘つき」ということと「役者は自由」という真理に気付かなければ一生このままという話でした。巌だけでなく阿良也も同じことを言っており臭いがしない人というのは「自分の気持ちが分からない ”嘘つき”」と表現していました。

 

アキラの母親はかつて大女優であり現在はスターズ事務所の社長。アキラは自分の意志とは関係なく役者をやらされていることに何かしら思っているが我慢しているのかも知れませんね。

 

死を理解するには?

巌は屋形船から見られる景色を劇団員に見せるために決起会の場所を選んだと言っていたアキラ。

巌は今でもクオリティーの高い阿良也と夜凪をさらに成長させるために”死”というものを理解しなかければならないと言っていました。

 

”死”を理解するために夜凪としては両親の事を思い出すストーリー展開になるのかも知れません。巌がどうやって伝えるのか楽しみです。

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