【七つの大罪】恋愛要素!成立カップルをまとめてみた
漫画【七つの大罪】は主人公エリザベスとメリオダスの3000年もの長きにわたる愛の物語であります。
そのためなのかエリザベスとメリオダスだけでなく他にも様々なキャラクター達に恋愛模様が描かれています。
そこで今回は
【七つの大罪】恋愛要素!成立カップルをまとめてみた
といった内容で情報をまとめてみました。
参考にしていただければ幸いです。
目次
恋愛要素!成立カップルまとめ
バン×エレイン
妖精王キングの妹でありキングの代わりに森を守っていたエレインと盗賊バンのカップル。
妖精王の森の守護者はキングでありましたがキングは親友のヘブフラムの暴走を助けるために森を出ることを決断します。その後キングは不意打ちを受けて記憶を失くして700年間自分が何者であるのか思い出せないでいました。
その700年間森を守り続けていたのがエレイン。彼女はひたすら孤独でありました。
そんな時に生命の泉の情報を聞きつけてやってきたのが盗賊のバン。最初は盗むつもりでありましたが泉を盗むと森が消滅することを聞いてバンは森で取れる素材で作るエールが美味しいからという理由で諦めます。
その代わりエレインと共に7日間過ごすようになりエレインは「バンが奪いに来たのが”生命の泉”じゃなくて私だったら 良かったのになぁ」と思うようになる。
それを聞いていたバンも「じゃあ そうするか?」と言い妖精王を探して連れ戻すことでエレインを自由の身にしようと提案しました。
しかしその直後魔神族の赤魔神に襲撃されてしまい二人は致命傷を負います。このままでは二人と森が消滅してしまうことからエレインはバンに水を飲ませる選択をします。永遠の命を手に入れたバンは赤魔神を倒すことに成功。しかしエレインがそのまま亡くなってしまいました。
エレインが亡くなる瞬間にバンは「エレイン いつか必ずお前を…(奪う)」という名言をのこすのでした。
ちなみに第2部ではメラスキュラの魔力によりエレインが一時的に復活します。
キング×ディアンヌ
精霊王のキングことハーレクインと巨人族のディアンヌのペアです。
キングはヘルブラムを助けるためにエレインに任せて森を出て行きます。しかし何者かに不意打ちを受けてしまい記憶を失います。ディアンヌは戦うために生まれた巨人族の戦士として育てられていましたが嫌になり逃亡。
その時に記憶を失ったキングと出会いました。
ふたりは一緒に約500年間過ごしだんだんと記憶を取り戻していくキング。そんなキングに気付いたのかディアンヌは「ボクをずっと好きでいて」とお願いをする。そして自分が妖精の王であり親友を助けるために森に出た事を思い出す。
全てを思い出したキングちょうど人間の集落を襲っていたヘルブラムに遭遇。ヘルブラムの暴走とヘルブラムの苦しみに気付けなかった罪を償なわなければならないと考えてディアンヌの元へ戻る約束を破ることになってしまった。
そして”怠惰の罪”を背負う時にディアンヌからキングに関する記憶を全て消したのであった。
「でもオイラ忘れないよ キミを思う気持ちはずっと変わらない」
その後二人は七つの大罪としてメリオダスをリーダーに出会うがディアンヌはキングのことを忘れていたのであった。
ヘンドリクセンを倒した後にディアンヌはキングに関する記憶を全て思い出す。「このまま戻ってこなかったらどうしよう こんなにキングが好きなのに」。
しかしキングがディアンヌの元へ戻るころにはディアンヌはゴウセルに記憶を消されてしまう。ディアンヌが再び記憶を取り戻すのはグロキニシアとドロールの試練であり3000年前のゴウセルの親である本物のゴウセルから記憶を復活させてもらったのであった。
ギルサンダー×マーガレット
リオネス王国第一王女マーガレットとマーガレットの聖騎士ギルサンダーのペア。
聖騎士長ザラトラスがヘンドリクセンとドレファスにより誅殺された現場を見てしまったために国王バルトラと同じく幽閉されてしまう。
さらに10年間もの間ギルサンダーとマーガレットをビビアンが創り出した合成獣に監視&人質として利用されていた。ギルサンダーは監視されマーガレットを人質に取られていたために表向きは非情な聖騎士として民を苦しめたり七つの大罪を捕まえるために行動していました。
しかしメリオダスと森で出会ったときにメリオダスがギルサンダーに幼少期の時に教えた「僕は七つの大罪の誰よりも強い」というまじないを聞いて即座にメリオダスが”ギルサンダーが何かに縛られている”という事に気付く。
王都での戦いの中ではメリオダスVSヘンドリクセン、ギルサンダー、ビビアンという図式でもメリオダスはギルサンダーが縛られている理由を注視。
そしてマーガレットが見えた時にマーガレットに憑いていた合成獣を倒したのでありました。
めでたしめでたし
しかし第二部では王国を追放されていたビビアンがギルサンダーをグロキニシア達が開いたバイゼル大喧嘩祭りにてさらう。
ギルサンダーを探すためにヘンドリクセン、ドレファスと共に旅に出るが天使族のリュドシエルの力でビビアンを撃破&ギルサンダーを助けることに成功したが直後ギルサンダーを助けた契約としてマーガレットはリュドシエルに身体を奪われてしまっている。
グリアモール×ベロニカ
リオネス王国と第二王女ベロニカとベロニカの護衛の聖騎士グリアモールのペア。
グリアモールは魔神族との戦いに備えてドルイドの里で試練を受けていたがなぜか幼少期の姿となってしまう。グリアモールの姿が元に戻るための条件は愛する者からの接吻であり何も知らないベロニカの接吻により元に戻った。
ゴウセル×ナージャ
七つの大罪ゴウセルとリオネス国王バルトラの姉ナージャのペア。
リオネス城の地下で目覚めたゴウセルはその時ナージャと出会います。ナージャは感情豊かでしかも人間ではく人形であるというゴウセルに惹かれゴウセルも感情は無いと言いながらもナージャに好きになってもらうようにしていました。
「お前はメルドルが好きだろう ずっとお前に好きでいて欲しいから」
しかしある日ゴウセルはバルトラから夢でもうすぐ病気でナージャが亡くなってしまうが最後まで幸せそうであったということを聞かされてしまう。
「だからずっと一緒にいてあげてください」
病弱で日に日に心拍が弱くなっているナージャを見て心配する。
ゴウセルはかつて親である本物ゴウセルを亡くして目の前を去ったことから大切な人を失うのが怖くなっていました。本物のゴウセルから「自分ができなかった夢を叶えてくれ」と言われたがわからないとゴウセル。
しかしナージャは彼の代わりに叶えていると言います。
「あなた自身の目で見て 耳で聞いて 手で触れて」
ゴウセルはナージャに思わずキスをします。
さらにナージャはゴウセルはナージャの夢も叶えてくれていると言います
「私の夢は最後の刻を あなたと過ごすこと」
そうしてナージャはそのまま息を引き取ってしまいました。
しかしゴウセルはナージャが亡くなったことをあきらめきれず自分はどうなってもいいと自身の心臓をナージャに埋め込もうとします。
この場面を兵士に見られてしまいゴウセルは色欲の罪で捕まる。真実を知るのは夢でこの場面をみていたバルトラだけである。
「姉上は最期まで微笑んでいました あなたといた最期の瞬間まで…幸せだったんです」
この出来事がありゴウセルはこんなにも心が辛いものならいらないとして記憶と感情を封じていたのであった。
ちなみにゴウセルが俺と自身を表現するのはナージャが好きであった物語の主人公メルドル王子の口調から来ている。
ゼルドリス×ゲルダ
十戒の実質リーダーぜルドリスと吸血鬼の一族の女性ゲルダ。
当時ゼルドリスはメリオダスを尊敬しておりゲルダを守るために力を付けていました。
しかしメリオダスがエリザベスと戦争を終わらせるために魔神族を裏切ります。吸血鬼一族は魔神族の奴隷的種族であっためこの時がチャンスと思い魔神族に反乱を起こす。
しかし吸血鬼一族は魔神王に敗北。この当時処刑人を務めていたゼルドリスが全吸血鬼を処刑することになります。ゲルダを守るために力を付けていたが自身の手でゲルダもろとも葬ることになってしまったのがゼルドリス。
漫画では絶滅したとされている吸血鬼ですが番外編の「エンジバラの吸血鬼」では吸血鬼が実はゼルドリスの手で全員封印されていたという展開に。
「エンジバラの吸血鬼」は12年前のストーリーであるが七つの大罪メンバーがエンジバラの城に現れた吸血鬼達を討伐しに行くという展開であるため結局ゲルダは…
こういうことがありゼルドリスはメリオダスを恨んでいるのです。
ちなみに番外編の「エンジバラの吸血鬼」はファンブックである罪約聖書に全86ページ収録されています。
メリオダス×エリザベス
七つの大罪のストーリーの大元的な存在のカップル。
3000年前の戦いでは魔神族VS天使族や他の種族という形。メリオダスは天使族であるエリザベスを愛してしまったためにかつての仲間である魔神族の十戒を裏切り天使族についてしまいました。
メリオダスは敵の天使族側につくのと仲間を殺してしまったために呪いを、エリザベスは敵の魔神族を助けてしまったために呪いを最高神と魔神王の二人から受けることになります。
メリオダスが受けた呪いは永遠の命。年を取ることなく死んでも蘇る。
エリザベスが受けた呪いは輪廻転生。人間として生まれかわり前世の記憶を全て忘れる。もし万が一思いだしてしまった場合は三日以内に死んでしまう。それだけでなく必ず名前を「エリザベス」としてメリオダスと出会い必ず恋に落ちてメリオダスの目の前で死ぬという呪いを受けてしまったのである。
それからメリオダスは107人のエリザベスと出会い106人のエリザベスの最期を看取った。
七つの大罪はこの二人の呪いを解くために行動するメリオダスとエリザベスの物語なのであります。
「たとえ私が死んでも いつかこの呪いを解くと約束して」
「たとえお前が死んでも オレはお前との約束を果たす」
番外編:失恋勢
ジェリコ
最初はバステ監獄にて敵同士であった二人。バンは簡単にジェリコを退けてしかも強奪の能力により全ての服や鎧をはぎ取られてしまう。
このことからジェリコはバンを敵視するようになりました。
ジェリコは女である劣等感や強さを求めるために魔神化を決断。
しかしヘンドリクセンとの最終決戦にて魔神の血を暴走させられてしまう。そんなジェリコを救ったのがバンであり強奪により魔神化させている細胞だけを抜き取りジェリコを生きたまま救う事に成功。
バンはジェリコの命の恩人でありこれ以来バンに付きまとうようになりました。
ただしかしバンには既にエレインという存在がいるためジェリコには付け入る隙がありません。ただバンもジェリコを気に入っているため出会う順番が違えばわんちゃんあったのかも知れませんね。
ハウザー
正義感の強い聖騎士ハウザーとディアンヌ。
ハウザーは勤務の合間にバイゼル喧嘩祭りに参加。その時に人間の大きさになったディアンヌと戦うことになります。
本気を出したハウザーですがディアンヌに敗北。前情報で聞いていた極悪七つの大罪ではなく民を守るために動いていたディアンヌ、またハウザーは強い女が好きなのかそれ以来ディアンヌを気にかけるようになっていた。
リオネス王都の戦いではディアンヌを守るためにギーラと一緒にドレファスとヘルブラムを相手に戦っている。
ザネリ
ドルイドの長。天使族であり3000年前の戦いに疑問を持っていたことからジュンナと共に逃げてきた。
メリオダスに好意を持っているが絶対に叶うことは無いと分かっている。
「メリオダスの心が絶対私にむくことがないことくらいわかっている メリオダスは本当に一途な男なんだぞ…」
ビビアン
リオネス王国一の魔術師でマーリンの弟子。
ギルサンダーに異常な執着心をもっているがマーガレットがいるため振り向いて貰えない。というか重すぎるため怖い。
ギルサンダーとマーガレットを引き離すために10年間人質の状態にしたりバイゼル大喧嘩祭りの後に天使族が昔使っていた宮殿にギルサンダーを拉致して地形的に脱出できないようにしていた。
マーリンによってギルサンダーに関することをすると発動する呪いをかけられてしまうがむしろその状況を喜んでいた。
エスカノール
傲慢で最強の男エスカノール。傲慢な彼であるがマーリン前では傲慢なセリフを言うことがほとんどない。
エスカノールは昔から昼になると強くなってしまう能力により孤独に過ごしてきました。しかしマーリンと出会った時に「怖くないのか?」とエスカノールに聞かれたが「十分に魅力的」と言われていらい好きになってしまったようだ。
恋愛要素はいらない?なぜあるのか?
七つの大罪は王道バトル漫画な側面もありますがヘンドリクセンを倒した第二部あたりから恋愛要素が強くなった漫画であります。
そのため”恋愛要素いらない”という方も多くいますがなぜ恋愛要素があるのでしょうか?
元ネタがアーサー王伝説だから
【七つの大罪】の漫画1巻ではこの物語はアーサー王伝説の鈴木央先生的な前日譚であると言っています。
「前日譚」とはプロローグ的な話であり本編のストーリー(c)の時系列的に以前のストーリーのことを指しています。
そのため元ネタであるアーサー王伝説ではメリオダスとエリザベス、バンとエレインというキャラクターが登場し夫婦の関係であります。
またキングとディアンヌにも妖精王オベロン、ディターニアというキャラクターが登場しておりその二人もカップルである。
なのでアーサー王伝説でカップルが存在し七つの大罪は前日譚だから恋愛要素は無くてはならない!のであります。
面白い
4巻のバンとエレインの話や26巻のゴウセル、ナージャの話など単純に面白くないですか?
たしかにエレインが復活したあとのバンののろけやメリオダスの度が過ぎたセクハラなどは見ていてどうかと思ってしまいますが二人が結ばれるまでの過程の話は見ていて面白いものが多いです。
“これから幸せになりそうな展開で悲劇が起こる!”ベタですけどやはり感情を動かされてしまいませんか?
なので面白いからいいじゃないですか!